オムロンデジタル自動血圧計・HEM-5001「メディノート」
8週間分の週平均、2年分の月平均の血圧をグラフ表示

日本初 早朝高血圧の確認に役立つ「起床後」「就寝前」測定機能搭載

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納品先実績

オムロンデジタル自動血圧計 HEM-5001
オムロンデジタル自動血圧計 HEM-5001
近年、家庭血圧に関する研究が進み、家庭での血圧測定は、薬効の確認がより正確にできることや、早朝高血圧(*1)や白衣性高血圧(*2)など病院での血圧測定では分かりづらい症状の発見に役立つなど、その重要性がさらに注目されています。2003年には、日本高血圧学会が「家庭血圧測定条件設定の指針」をまとめ、測定条件の標準化を図りました。
中でも、早朝高血圧は脳卒中や心不全などの脳・心血管イベントの発症と相関性が高いことも分かり、患者さんに家庭での血圧測定を推奨し、早朝高血圧の発見に活用する医師が増えています。

このたび発売する『オムロンデジタル自動血圧計 HEM-5001「メディノート」』は、家庭用血圧計では日本で初めて、「起床後」「就寝前」の血圧測定・記録機能を搭載しました。「起床後」と「就寝前」の最高血圧/最低血圧がグラフ表示されるので、一目で起床後と就寝前の血圧の差がわかり「早朝高血圧」が確認できます。また、2003年に日本高血圧学会がまとめた「家庭血圧測定条件設定の指針(*3)」を参考にして設計されていますので、高血圧治療で通院中の方に最適です。
当商品は、「起床後測定」/「就寝前測定」ボタンを押すと、間隔をあけて自動的に3回連続測定し、3回の平均値を自動計算し、表示します。「通常測定」ボタンで、起床後・就寝前以外の時間帯での測定も可能です。
家庭用血圧計では日本で初めて600回分の測定結果を本体に記録することが可能です。また、8週間分の週平均グラフ、2年分の月平均グラフを表示するので長期にわたる血圧トレンドを簡単に確認できます。これにより、高血圧治療の方が、家庭で測定した血圧値をかかりつけの医師と共有し、治療や投薬の判断材料として役立てることが可能です。
当商品は、主に全国の調剤薬局での販売となります。
*1 血圧は一日のうちでもかなり変動します。変動のしかたは個人差がありますが、正常の血圧の人では、起床後除々に上昇し、夕方ごろにピークになり、その後除々に低下して深夜にもっとも低くなります。しかし、この血圧パターンが変化して、起床後早朝の血圧が特に高くなる
ケースがあります。これを「早朝高血圧」といいます。早朝高血圧には起床後血圧が急上昇するタイプと、就寝中の夜間に血圧が下がらないまま起床後に血圧が上昇するタイプに分かれます。脳卒中や心筋梗塞、狭心症などは早朝から午前中に多く起こることから、早朝高血圧と深くかかわっていることも分かり、その重要性が注目されています。
*2 家庭で測る血圧は正常なのに、病院で測った場合のみ高血圧になる場合があります。これを「白衣性高血圧」といいい、医師や看護師を前にした緊張やストレスが原因であると推定されます。
*3 家庭血圧の重要性が認識される中、家庭血圧の測定条件、装置、測定回数などの標準化が十分にされていなかったため、家庭血圧計を活用した診療はあまり行われてきませんでした。そこで、家庭血圧の測定で得られた情報を全国全ての医療機関の、全ての医師が共有するために、共通な測定条件を設定し、信頼できる医療情報として統一性をもたせるため、2003年9月に、日本高血圧学会は「家庭血圧測定条件設定の指針」をまとめました。
主なポイントは、次の4つです。
1)測定装置 カフ-オシロメトリック法に基づく上腕カフ血圧計を用いる。
2)測定部位 上腕で測定し、腕帯は軟性腕帯を使用するのが望ましい。
3)測定条件 朝の家庭血圧は起床後1時間以内、排尿後、座位1-2分間の安静後、服薬前、朝食前。晩の家庭血圧は就寝前、座位1-2分間の安静後とする。
4)測定回数と期間 朝晩それぞれ少なくとも1回は測定し、できるだけ長期間測定する。
主な特長
1.日本初 早朝高血圧の確認に役立つ「起床後」「就寝前」測定機能を搭載
家庭用血圧計では日本で初めて、早朝高血圧の確認に役立つ「起床後」「就寝前」の血圧を測定・記録機能を搭載しました。
本体にある「起床後測定」「就寝前測定」ボタンを押すと、間隔をあけて自動的に3回連続測定します。測定終了後3回分の測定結果の平均値を自動計算し、表示します。「通常測定」ボタンで、起床後・就寝前以外の時間帯でも測定可能です。
2.日本初 600回分のデータ記録機能を搭載。8週間分の週平均グラフ、2年分の月平均グラフを表示
家庭用血圧計では日本で初めて、600回分の測定データが本体に記録されます。そして、8週間分の週平均グラフ、2年分の月平均長期間の血圧値をグラフで表示するので、血圧のトレンドを簡単に確認することができます。これにより、高血圧治療の方が、家庭で測定した血圧値をかかりつけの医師と共有し、治療や投薬の判断材料として役立てることが可能です。
3.日本初 「起床後」「就寝前」測定値を血圧計本体にグラフ表示
週平均または月平均グラフ表示画面を選択中に「ME(*1)比較」ボタンを押すと、「起床後(M)」「就寝前(E)」「通常」それぞれの最高血圧、最低血圧、脈拍の平均値を、血圧計本体にグラフ表示。「起床後」「就寝前」「通常」時の平均値とそれぞれの差が一目でわかります。また、起床後と就寝前の最高血圧の平均値(ME平均)と、最高血圧の差(ME差)も数値で表示します。この記録を医師に見せることで(*2)、早朝高血圧の確認・診断に役立ちます。
*1 MEは「Morning」と「Evening」の頭文字をとったものです。「ME比較」は起床後(M)と就寝前(E)の最高血圧値を比較しています。「ME平均」は、起床後(M)と就寝前(E)の最高血圧の平均値です。「ME差」は、起床後(M)と就寝前(E)の最高血圧の差です。「ME差」が大きいほど脳・心血管疾患のリスクが高く、「ME平均」が高い場合(ME平均≧135mmHg)にも、同様に高リスクとなることが最近の臨床研究で分かってきています。
*2 記録を医師に見せるには患者が当血圧計を病院に持参することを想定しています。
4.平均値算出に使用する測定データの選択が可能
自動測定回数は、初期設定で「3回」「2回」「1回」を選択できます。さらに、「3回」「2回」測定を選択した場合には、平均値算出に使用する測定データも選択できます。例えば、3回測定を設定した場合、1回目の測定値は使わないで2回目、3回目のデータでの平均値算出を設定できます。血圧は通常、1回目が高く、2回目、3回目と下がる傾向があります。そのため、医師によって、推奨する測定データが異なりますので、かかりつけの医師の指導に基づいたデータ管理が可能です。
5.高血圧の基準値をグラフに表示
「高血圧基準値設定」により、日本高血圧学会による家庭血圧の基準である最高血圧
135mmHg、最低血圧の85mmの基準線がグラフに表示されるので、血圧の状態を知る目安として利用いただけます。
6.測定時間と服薬時間をアラームがお知らせ
測定や服薬を忘れないように、起床後・就寝前の測定時間および服薬時間をアラーム設定できます。
7.大型液晶にバックライト採用
大型液晶画面にバックライトを採用することで、高齢者の方でも見やすくなるよう配慮しました。
主な仕様
販売名 オムロンデジタル自動血圧計 HEM-5001
表示方式 デジタル表示方式
測定方式 オシロメトリック法
測定範囲 圧力/0~299mmHg
脈拍数/40~180拍毎分
測定精度 圧力/±4mmHg以内
脈拍数/読み取り数値の±5%以内
電源 単3形アルカリ乾電池(4本)
専用ACアダプタ(AC100V)
電池寿命
約600回( 単3形アルカリ乾電池4本使用時、室温23℃、腕周25cm、1日6回170mmHg加圧の場合)
約250回( 単3形アルカリ乾電池4本使用時、室温15℃、腕周32cm、1日6回210mmHg加圧の場合)
使用環境温湿度 +10~+40℃・30~85%RH
保管環境温湿度 -20~+60℃・10~95%RH
本体質量 約620g(電池含まず)
外形寸法 幅190×高さ62×奥行き110mm
腕帯 幅146×長さ446mm(質量約130g)
エア管長さ600mm
付属品 腕帯(型式HEM-CUFF-S、対象腕周22~32cm)
お試し用電池(単3形アルカリ乾電池4本)、専用ACアダプタ、収納ソフトケース、取扱説明書(品質保証書付き)、取扱説明ビデオ
JANコードNO. 4975479605079
医療用具許可番号 24BY0001
価格\38000(税別)メールで注文をする
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