| 風砕装置 装置の機構 環境技術開発株式会社 大量の風力・風圧を母体に結晶体の物質〈鉱石)を2個以上投入すると、強力な渦流の中で、物質同士が衝突破壊、瞬時にして複雑な衝突現象を繰り返し物質は砕け微粉末になる。 物質の形状、結晶密度・硬度によって粒度分布は異なるが、ミクロサイズまで徹粉砕される構造体である。投入速度・乾燥度・空気湿度によって条件の異なった物質の生成量が現れる。 物質を破壊するには夫々異なった処理装置があるが、本装置「風砕装置」は、シリカブラック鉱石を主体に微粉砕について経過を述べる。 シリカブラック鉱石は、数億年以上の年月を経て、海中に沈殿堆積した豊富なミネラル分を満従した堆積物が、マグマの影響で地表に隆起し現れた天然鉱物であるため、噴火に等しい地殻変動で多くの地下資源を巻き込んで地上に隆起した天然資源と言われている。 この様な複雑な工程で誕生する物質は、多くの混合物が付着混合しているため、純粋な物質を選別するためには、物質に適した破砕・粉砕する処理装置を選択し、より優れた純粋な資源材料を選り出さねばならない。 弊社は、これら全ての術を弁えた上で、処理装置の技術力を駆逐している。この中で誕生したのが唯一弊社開発の多目的粉砕「風砕装置」である。本風砕装置は産業廃棄物を、如何に有効な用途開発に適合させられるかを原資の成分分析から、発生量、用途開発全てを同じ鍋の中で吟味し最終ゼロエミッションで終結できるかを考えて薦めている。 産業廃棄物を資源化材料に加工処理するには、膨大に発生する産廃処理能力は、必然的に求められる条件である。時間トン単位で処理できる装置は、弊社の開発した装置以外、国内国外を見回しても実用化に成功している実例は無い。 末本千廣が二十数年の歳月を掛けた「風砕装置」は、生コン工場の排水処理装置の総合メーカとしての役割から、ゼロエミッションを仕上げるには最終のスラッジ廃棄物有効利用の道程が完成しなければ当初の目的達成にはならないと言う執念の為に、平成12年度地域コンソーシアム研究開発事業(NEDO)で、採用され産学官で1年間の実証実験を成し遂げた技術力は多くの称賛を受けた。完了後も独自で本装置の普及・実用化を念頭に、能力の改善・機能の拡充等を現在も尚諸実験を繰り返している状態である。以下産廃の資源化材料への道標と、用途開発の参考例を述べる。産業廃棄物は資源・材料として活用の可能性が沢山あるが、所詮「棄てる物」としての感覚以上のものが無く、例え、加工処理して品質的にも優れた価値観があっても認めようとしない悪しき習慣が全てに優先している。 日本は天然資源が少なく、工業生産に用いる資源・材料を全て輸入に頼っている現状である。日本は世界の経済大国と言われているが、食料に至っても自給力は40%に満たない貧しい資源国であっても、経済大国の経済力で世界を股に天然資源を買い漁り、自国に在っては廃棄物の始末も満足に侭ならず、環境破壊の現状を知らぬ間に容認している状態が、今もって公害大国の汚名を払拭できない過去の事で済ませている。 世界三大公害病と言われる熊本県水俣市の、戦後間もない時期に、戦時に破壊された空爆の後片づけの廃棄物・排出液による急速な環境破壊を日の辺りにし、怖さを身をもって体験した一人として、公害防止・環境維持再生事業の道に生涯の身を投じた。 学卒以後公害防止策をめざしたが、当時は未だ環境問題についての認識は甘く、研究を続行する事は勤め人としての勤務は難しい時代ではあった。 単身独立の道を選び、以来40数年細々と事業を続けながら研究開発行為は老いて益々で、空滑り状態で長年の経験を元に提案を続けている。 先の大戦で敗れた日本は、勤勉な物造りで先進国と言われているが、豊富な資源物質に恵まれ感覚的に贅沢が身に詰まり、資源の尊さが麻痺してしまい環境への思いが薄らいでしまっている。敗戦国日本は、国を挙げて一丸となって急速な復興で今日があるが、この豊かさに麻痺した症状で、産業廃棄物の処理責任を忘れ、環境破壊を見過ごしている風潮が、戦後復興時の動脈産業最重要政策で、静脈産業軽視の帰来がみられる。 復興時から60年、日本の国土は箱物の耐久期限の到来で、今後莫大な廃棄物の発生で日本の国は埋め尽くされてしまう兆候は目前に迫っている。今出来る環境への思いで、一つ一つ積み上げの実績で明日を築かねばと考え、提言を申し上げる。 |