栗ごはん(炊き込みご飯)のレシピ/作り方
 栗ご飯の写真

調理時間:20分以下※浸水や炊く時間を除く

秋の味覚“栗ご飯”。鬼皮を剥き、渋皮を剥き、となかなか大変な作業ですが、
それでも炊きあがった時には“栗飯っておいしいなぁ”としみじみと感じて、
またまた栗を買ってしまいます。

せっかくなら栗は細かく切らずに、丸のまま炊き込みたいです。
それでもしっかり火は通ってくれます。少し詳しく栗ご飯の作り方を紹介します。
栗ご飯の材料(2合分)

  • 米 … 2合
    ※好みで米の2割ほどをもち米で置き換えても(下記参照)
  • 栗(殻付き) … 400~600g
  • 塩(自然塩) … 小さじ1と1/3
  • 酒 … 大さじ1/2(好みで)
※精製塩を使うときは小さじ1ほどにするとよいです。

ご飯の作り方

栗ご飯に使う、栗の皮のむき方/下ごしらえ

栗って皮がかたくて剥きづらいからついついゆでて食べてしまう、
そんな方も多いと思います。
確かにその通り。栗は剥くのがちょっと面倒です。

そんな面倒な栗の皮むきは、『事前に栗を水につけておく』
『栗のおしりを落として、鬼皮をむいてから渋皮をむく』

とやりやすいです。 詳しくは『栗の皮のむき方』で紹介していますので、
ぜひ参考にしてみてください。
下ごしらえした栗は、特に細かく切る必要もありません。
ごろっと大きいまま米と一緒に炊き上げます!



栗ご飯の炊き方/作り方

※栗ご飯の炊き方を紹介する前に、
もち米について。もち米は必須ではありませんが、
米の1~2割をもち米に置き換えると、米に粘りがでて、
もっちりした栗ご飯になってくれます。
もち米が家にあればぜひ加えてみてください(もち米を入れる場合でも、
米ともち米を合わせていつも通りお米を研ぎ、浸水さればOKです)※

栗ごはんを炊く前に、白ごはんを炊く要領で米を研ぎます。
炊飯器でも鍋炊きでもお好みで炊いてください。

ポイントは『塩を加えたら、やさしく混ぜてしっかり溶かすこと』
『栗をはじめから入れて炊き始めること』
です!

炊飯器なら … 研いだ米を炊飯器の内釜に移し、2合の目盛まで水を加えます。
30分~1時間ほどそのまま浸水させたあとに、分量の塩を加えて軽く混ぜて溶かします。
最後に栗を上に広げて炊飯します。

鍋炊きなら … 研いだ米を浸水させ、ざる上げしてから鍋に移します。
水(400~450ml)と塩を加えて混ぜ溶かし、栗を上に広げてから鍋炊きします。
鍋炊きの詳細ページも参考に。

栗ごはんが炊き上がれば、酒大さじ1/2ほどを全体にひと振りして蒸らしても、
酒のコクと風味がプラスされて味に深みが出ます(これはお好みで)。
全体を底からさっくり混ぜ合わせて完成です。

【補足】

  • 3合を炊く場合は、加える塩を小さじ2に増やしてください(栗の量はお好みで)。
  • 『栗は炊き込む前に沸騰したお湯で1分程度下ゆでしてやると色がよくなる』と
  • いくつかの料理本に書いてあったので、下ゆでした栗、してない栗を混ぜて炊いて
  • 比較したこともありますが、色に違いなしという結果に!栗の種類や時期にもよる
  • かもしれないのですが、毎年作って気になったことがないので、下ゆでせずに
  • そのまま炊き込むレシピにしています(ここはお好みで)
  • よく聞く“ミョウバン”などは下ゆで・アク抜き時には特に必要ないのでは?と
  • 思い使用していません。

栗はシンプルにゆでておやつにしても!


子どもの3時のおやつに、シンプルなゆで栗なんかもたまにはいいものです。
「栗のゆで方」

F-0-21